読書と語彙

一日家にいて、結構ずっと本を読んでいたと思うのだが、ページ数の方はあまり稼げず。まだ24ページ。もう少し積み上げたいですね。
今読んでいるのは、
《Je ne t'aime pas, Paulus》(Agnes Desarthe)中高生向けの本なんだけど、知らない単語・表現がたくさん出てきて、なかなか進まない。でもこういう本を読んでいくのは、とても重要だと思う。高校生が主人公なので、学生がよくつかう表現が頻繁に出てくるのがよい。
《Histoire de France》これも読み始めてから随分経っているなあ。先史時代から始まって、ようやく19世紀が終わろうとしています。フランスの歴史はそのまま民主主義の歴史を見るようで興味深い。
《365JOURS》(Yann Arthus-Bertrand)地球環境について考える本。著者は、たぶん有名人。3日ぐらい前のF2の20時のニュースに出てました。一日一枚航空写真と著者のコメントがある。当然365日分あるから、終われる自信はないんだけど、面白い本ではある。
《Poètes de Paris》パリについての詩を集めたもの。背表紙には、11歳からと書かれている。小学生高学年レベルでも私にはちょうどよい。
語彙について。《英語耳》によると、英語の話ですが、平均的なアメリカ人はだいたい40000語程度知っているそうです。これは私が持っている仏和の辞書《プチ・ロワイヤル仏和辞典》の語彙数に等しい。英検1級が10000語、辞書を引かずに本を読んだりニュースを聞いたりするのには、20000語必要だそうです。
これを聞くと、地道な根気強い作業なしで外国語を身につけるってありえない気がします。読書は当然通らなければいけない道。
私の場合、結局まだフランス語があらゆる意味で自分のものになっていないんだと思う。読み込むことで、言語が血肉となり、息づいてくるようになると思う。そういう結果が出るかはわからないけど、まずはそれを信じて20冊目指していきたい。